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蜜ロウワックスで色褪せた家具を元通りに

4月から実家の2階に住んでいるんですが、そこに置いてあった電話を置く台がもう色褪せちゃっていたので元通りに修復することにしました。

とりあえず、着色→ワックス塗り という手順でいいかな?と思って、東急ハンズで柿渋と蜜蝋ワックスを買ってきて作業開始です。

なぜ手のかかる自然素材の染料・ワックスを買ってきたかというと…、ただ単に自然素材を使ってみたかっただけです(笑)

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今回使ったのは、まず塗料として「みます 特選柿渋」。柿渋は日本の伝統的な染料でその名の通り柿を熟成させて作ったものです。色は茶褐色。塗った直後は淡い色なんですが年を経る毎に濃く深みのある色になってきます。

しかも柿渋に多く含まれているタンニンには、材の補強・防虫・防腐効果のほか、有害物質を無害化する効果もあるらしい。あらら、これなんて一石二鳥?昔の人の知恵はすごいね〜。

でも、いいことだけではなくて、天然素材であるがゆえに扱いづらい部分があります。匂いと保存です。でも今は技術が進んでるから、この点もかなりクリアされていてきています。今回購入した柿渋も嫌な匂いはほとんどなく、というか、あま〜い柿の香りがします(笑) ただ完全に無臭ではないのでそこは注意。塗った後の匂いに関しては特に問題なさそうです。保存に関しては、顆粒タイプを使えば問題ありません。使うときに水で溶けばOK。

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次はワックス。木材屋とハチミツ職人が作った「未晒し蜜ロウワックス」というのを使いました。

蜜蝋とはミツバチが巣を作るために体内から分泌したロウです。なので、このワックスの原材料もミツバチの巣。ハチミツを採った後のムダ巣を集めて湯煎でとかし、サラシでゴミをとって作るのだそうです。それに無農薬栽培のエゴマ油を使っています。(取説より)

総自然素材仕上げなので、シックハウスの方やアトピーの方でも大丈夫。特にアレルギーのない人でも、アレルギー物質は蓄積しないに限るのでオススメです。

この製品には固さによってA(バターのような固さ)、B(ヨーグルト状)、C(マーガリンのようなクリーム状)の3タイプがあります。今回はAタイプを購入。他のを使ったことがないのでわかりませんが、固形のこのタイプが一番使いやすいと思います。

これが修復前の状態。全体的に色褪せていて、特に下の部分は真っ白け〜。
これじゃちょっと、そのまま置いておくにはマズイ感じデス。

「柿渋」2倍希釈。原液で塗るよりも2〜3倍に薄めて何度か塗り重ねた方がきれいに塗れるらしいです。
手元に刷毛がなかったので、今回はボロきれに含ませて塗り込みました。これ染料なので、服に付くと落ちないのでそれなりの服装で作業しましょう。

柿渋が乾いた後は、今回の主役「蜜ロウ」登場(笑)
柔らかい固形タイプです。ラードみたいな感じ。あま〜いハチミツの香り。

塗るのはカーワックス用のスポンジなどがイイらしいですが、今回はボロ布(着古したTシャツ)で塗りました。
取説によると、コツは薄く一度塗りで仕上げること。写真のようにちょっとだけ取って、磨くような感じで薄く薄くのばしていきます。かすかにしっとりとしている状態が目安で、べた塗りは厳禁。
ワックス自体良くのびるので結構塗りやすいです。

ワックスを塗ったらすぐから拭き。蜜ロウワックスは油分を残さないのがコツですね。
べた塗りすると、滑りやすくなったり、べたべたして汚れやすくなったりするので逆効果になります。
塗った後は、半日から1日乾燥させれば完成。

上の写真、初めのハゲハゲの感じからすると随分立派になりました。

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今回初めて、自然素材の塗料、ワックスを使ってみましたが、とっても良い感じです。自然素材だと扱いが難しいかな?と思っていたんですが、技術の進歩のおかげで扱いやすくなっていているので、メリットのほうが多い印象をうけました。

ただ、化学製品のように塗りっぱなしと言うわけにはいかないので、メンテにちょっと手間がかかりますが、なんか逆にそれが愛着を持てるようになって嬉しいです。

未晒し蜜ロウワックス [ケンコーコム]

今回使った蜜ロウワックスです。良い品なんですが、そのぶん値段が張るのがたまにキズ。でも、薄くケチケチ塗るワックスなので100mlタイプの一番小さい缶で3畳分塗ることができます。

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